[初心者向け]0から始めるSnyk入門 @snykjp #Qiitaアドカレ
こんにちは!コンサル部のinomaso(@inomasosan)です。
この記事はSnyk を使って開発者セキュリティにまつわる記事を投稿しよう! by Snyk Advent Calendar 2022の22日目として投稿しています。
Snykは以前から話を聞くことはあったものの、実際に手を動かしたことがなかったので、無料トライアルからスタートしてました。
Snykとは
以下、Snyk公式からの引用文です。
Snyk(スニーク)は、安全な開発を迅速に行うことを支援しています。コードやオープンソースとその依存関係、コンテナやIaC(Infrastructure as Code)における脆弱性を見つけるだけでなく、優先順位をつけて自動的に修正します。
Gitや統合開発環境(IDE)、CI/CDパイプラインに直接組み込むことができるので、デベロッパーが簡単に使うことができます。
無料トライアルの試しかた
具体的なサインアップ方法は、Snyk社のQiita記事を参考に実施できました。
画面等もほとんど一緒だったので、特に悩まず実施できると思います。
GitHubでスキャンを試してみる
GitHubのリポジトリに、何年か前に作成したTerraformがあったのでスキャンを試してみます。
リポジトリ追加
左ペインのProjects
を選択します。
追加したいリポジトリがなかったのでview all your repositories
をクリックします。
スキャンしたいリポジトリにチェックを入れ、Add selected repositories
をクリックします。
数秒待ったら以下のスキャン結果が表示されました。
リポジトリやファイル毎の重要度がひと目で把握できますね。
スキャン結果の確認
今回はRDSの記述をしている、aws_rds.tf
の結果を確認してみます。
2件の脆弱性が検出されたことがわかります。
Show more details
をクリックして詳細を確認していきます。
RDS IAM authentication is disabled
RDSのIAM認証が無効になっているので検出されています。
issue
が問題、impact
が影響、resolve
が解決方法といったところでしょうか。
必要な情報がコンパクトにまとまっており見やすいですね。
Non-encrypted RDS instance at rest
DBインスタンスのストレージの暗号化が無効になっているので検出されています。
こちらは特に理由が無ければ、真っ先に対応した方が良いissueですね。
おまけ
issue毎の右下にあるFull details
をクリックすると、コードの全体を表示することができます。
ファイル内のコード全量が簡単に確認できるのは素晴らしいですね。
参考
まとめ
思ったよりも簡単にSnykを使ったGitHubのリポジトリをスキャンすることができました。
今回は基本的なところを試してみましたが、VSCodeやCI/CDでもスキャンを実施できるらしいので、機会があれば試してみようと思います。
この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!